中国人民銀行の胡曉煉副総裁は先般、「市場における金利決定の自律メカニズムの確立及び第一回作業会議」に出席した際、金利の市場化改革の推進に向けた三つの任務について述べた。一、市場における金利決定の自律メカニズムを確立する。二、貸出基準金利の見積もり関連の取り組みに力を入れる。三、同業種による積立定期預金に関する商品の発行と取引を推進する。27日付中国証券報が伝えた。
胡副総裁はまた、「市場における金利決定の自律メカニズムは金融機関による自律的な調和を図る価格決定メカニズムである。中国の金利管理規定に適合することを前提として、金融機関が自主的に確立した金融市場や信用貸付市場などの金融市場の金利に対し、自律的な管理を行い、秩序ある市場競争を守ることで、市場の規範化された健全な発展を促進することに取り組む」と指摘した。
「中国証券報」より 2013年9月27日