またドイツのドイチェ・ヴェレは「それほど規則や制約のない上海自由貿易区は自由で、市場がどの商品はどのくらいの価格か、どんな融資方法で取引を行うかを決める。この新しい自由貿易区が中国経済にきっと新たな発展の原動力をもたらすと確信している」というドイツ商工会議所駐上海首席代表の言葉を伝えた。
上海自由貿易区内の金融、貿易、サービス、ゲームといった業界の開放の尺度や政策上のメリットにメディアの注目が集まる。
米ブルームバーグは、「人民元の世界的な経済・貿易・投資における地位を高めるため、中国は上海自由貿易区内で人民元の資本勘定での自由交換を試み、人民元相場の変動幅をさらに拡大し、相場の柔軟性を高める見通しだ」と言及。
「上海自由貿易区は政府も経済振興ができる上、財政政策や金融政策だけに頼らない好例」。英フィナンシャル・タイムズ(中国語版)は、「貿易障壁の除去が上海自由貿易区の主要な特色で、区内の企業は国際貿易においてより柔軟で自由な運営ができ、企業所得税は15%の優遇税率が適用される見通し」と指摘する。