ドイツの情況も英国と同じようなものだ。ドイツ紙「ベルリナー・ツァイトゥング」は7日、「すべての商品は本物だ」と題する記事の中で次のように述べた。中国人観光客が最も好んで購入するのはドイツや欧州で製造されたアクセサリー、腕時計、服飾品、皮革製品、日用品だ。シュヴァルツヴァルトにもフランクフルトのゲーテ街道にも、どこにでも中国人観光客の姿がみえる。中国人観光客がドイツで免税商品を購入する場合の平均購入額は610ユーロ(約8万円)に達する。このような中国人の「お大尽ぶり」は、アラブやロシアといった伝統的なお得意さまをも見劣りさせるという。また韓国のニュシス通信の7日付報道によると、韓国のデパートでは1-7日に売上が急激に増加し、前年同期比100-150%増加した。1千万ウォン(約90万円)の家具をポンと購入した中国人観光客もいたという。新世界百貨店が7日に発表した統計データによれば、中国人観光客の購買力は驚異的で、一人あたり平均消費額は200万ウォン(約18万円)に達し、日本人の3倍に当たるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年10月9日