中国政府、北京・天津・華北の大気改善に50億元投資

中国政府、北京・天津・華北の大気改善に50億元投資。 中国財政部経済建設司は14日、政府が北京市、天津市、華北省およびその周辺地区(北京市、天津市、華北省、内蒙古自治区、山西省、山東省)の大気汚染の改善に50億元を拠出すると発表した。中でも、河北省の大気改善に重点を置くという…

タグ: 大気改善 大気汚染 

発信時間: 2013-10-15 11:40:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

北京公衆環境研究センターの馬軍主任は、「政府が以前、全国の環境改善に5年で1兆7000億元の資金を投じる必要があるとしたのに対し、今回の50億元の投資は非常に少なく、主に指導的な役割を果たす」と述べた。また、政府は今回、評価を実施することも強調。これは、今後達成していない地域に対して処罰の実施や圧力があり、達成した地域は評価されるほか、資金面の支援も得られる可能性を意味する。

華北省に重点 目的性の高さを示す

政府が華北省に重点的に資金を拠出することについて、馬軍氏は、資金の使用の目的性の高さを示すと見ている。天津市、北京市、華北省の発展段階は異なり、北京市と天津市の汚染改善の能力は高めだが、河北省は経済成長が限られているため、多めの資金が必要である。しかし、河北省の改善状況がよくなければ、地域の汚染を解決することは難しい。今回政府が設立する資金も河北省などの汚染改善を促す。

 

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