50億元をどう配分するか
河北省に20億元以上を配分する可能性
政府は『大気汚染防止行動計画』の重点地域である北京市、天津市、華北省、山東省、山西省、内蒙古自治区に50億元を投資する。河北省に重点を置き、20億元超を投じる方針だという。
50億元で足りるか
レバレッジ効果を発揮
大気分野のある専門家は、50億元という投資額だけを見ると多くなく、米国での大気汚染問題への投資は50億でなく、500億米ドルになるとの見解を示した。
資料によると、2012年の北京市、天津市、華北省の国民総生産(GNP)は総額にして約5兆9000億元で、50億元はこの3地域の同年の国内総生産(GDP)の1%にも満たない。
専門家は、「まず、この50億元は今年の投資額であり、今後毎年投資する必要がある。中央財政は地方財政の投資を促すことができ、相互作用の役割がある。レバレッジ効果と促進の役割を果たし、積極的な構造調整を促す」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月15日