中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)の開催を前に、中国の発展路線と発展方式に関する問題に国際世論の関心が高まっている。中国国家革新・発展戦略研究会の呉建民常務副会長は28日、国際シンクタンク21世紀理事会全体会議の北京での開催を前に、環球時報の取材に「今後10年間、世界において中国は引き続き平和的発展路線を歩み、各国の利益との合流を図り、『利益共同体』を追求する」と指摘した。
北京会議は11月1日から3日まで人民大会堂で開催される。うち2日間は非公開だ。今回の会議は「中国を読み解く」をテーマとしており、国際社会が今後10年間の中国の方向性について十分に理解し、中国の発展路線とグローバル・ガバナンスにおける中国の役割について検討することを目指している。