▽政府と産業界は断固上訴すべき
ある消息筋によると、一審の裁決に相当する専門家チームの報告は11月中旬に発表される予定だ。裁決の流れでは、専門家チームの審理は一審に相当し、専門家チームの報告に対して不満があれば、中国はWTOの上級委員会に上訴して、意見を最終決定に反映させることができる。
国際訴訟を手がけるカク俊波弁護士によると、中国に不利な結果が出れば、中国がWTOの枠組内で提訴することは確実だ。なんといっても、レアアースは中国の利益に関わる重要な資源であり、放棄するのでなく、より大きな利益のために戦い、より大きな損失を回避するべきだという。