中国財政部、電池用セパレーターの産業化を支援

中国財政部、電池用セパレーターの産業化を支援。

タグ: 中国財政部

発信時間: 2013-11-01 16:59:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国財政部公式サイトは31日、2013年に財政支援を計画していた新材料の研究開発と産業化プロジェクトのリストを公表した。リストには、3社の企業が手がける電池のセパレーター(分離膜、絶縁材)に関するプロジェクトが含まれていた。電池用セパレーターは粗利率が比較的高く、中国が現在使用しているセパレーターの大半は輸入品であることから、一部のA株市場上場企業はこのチャンスを狙って、続々と市場への進出を図っている。1日付中国証券報が伝えた。

 

電池用セパレーターは電池のコアとなる部分であり、電池内部でプラス極とマイナス極の材料が接触し、ショートするのを防ぐ役割を担い、電池の安全性を確保するための重要な部材である。セパレーターのコストはリチウム電池の総コストの2割から3割で、粗利率は60%以上に達し、リチウム電池の4大部材の中でも最も粗利率が高い。現在、中国国内の電池用セパレーターは主に日本からの輸入に頼っているが、国産のセパレーターの生産コストは日本の約半分である。中国国企業のセパレーター生産プロジェクトが始動すれば、輸入に取って代わる可能性も高い。

 

 

「中国証券報」より 2013年11月1日

 

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