多層的な資本市場を整備する事は中国共産党第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)における注目議題の一つである。「新三板(株式譲渡代行システム)」を全国範囲に拡大する案は、この目標を実現するための重要な政策として、すでに数カ月前に国務院に提出されており、近く正式に発表される見通しである事が分かった。4日付中国証券報が伝えた。
関連部門が広く論証した上で、今回の範囲拡大案は明確化されると見られており、拡大の範囲は産業パークに止まらず、国内全ての条件を満たす企業に及ぶ見通しである。また、市場関係者は「上場市場変更の仕組みも整備され、同案で正式に発表されるだろう」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年11月4日