民間資本による銀行設立の試行をめぐって、中国政府の各部門が関連事項について合意に達しており、民間資本銀行試行プランの枠組みが出来上がった。これにより、2014年年初に初の民間銀行が中国に誕生する見込みである。5日付中国証券報が伝えた。
合意内容は次のものである。民間資本の銀行に制限付きの営業許可証を付与すること。その業務範囲、業務展開可能地域、預金者などの面で一定の制限を設けること。銀行の登録資本金は5―10億元とすること。銀行の株主は民間人や民間企業でなければならないこと。現在、関係部門は試行プランについて、更なる研究と討論を進めており、今後修正が加えられる可能性もあるという。
「中国証券報」より 2013年11月5日