東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は丸紅や東芝と連携し、タイの首都バンコクの都市型鉄道の建設とメンテナンスの受注を獲得した。これは日本企業のアジア都市型鉄道の争奪に向けた、新たな動きとして捉えられている。
JR東日本は丸紅や東芝と連携し、タイの都市型鉄道の建設プロジェクトを受注した。今回受注したバンコク市内の鉄道は、全長が23キロに達し、2016年に開通する予定だ。受注額は約400億円に達する。
バンコクを訪れたことのある中国人ならば、バンコクの地下鉄(MRT)とスカイトレイン(BTS)に乗ったことがあるだろう。この2本の公共交通線は四方に通じており、バンコクの各観光スポットとショッピングセンターにつながっている。環球時報の記者はバンコクの地下鉄の駅で、タイと日本の国旗のマークを目にしたことがある。これは日本がタイに提供した政府開発援助を記念するものだ。このような「歴史的経過」があれば、3社がバンコク都市型鉄道拡張プロジェクトを受注したのも、不思議なことではない。