▽話題の問題について 環境の悪化が不動産価格より心配
今回の調査を主催した李研究員によると、調査では一般の人々が注目する問題も取り上げたという。
「来年に最も起こってほしくないことは何ですか」との質問に対し、経済学者は36%が大規模な経済活性化政策を望まないと答え、19%が生態環境の悪化を懸念すると答え、15%が不動産価格の高騰・暴落を心配すると答え、12%が中国の政治地理的情況の不安定さが気にかかると答えた。経済成長ペースの継続的な落ち込みに懸念を表明した人の割合は18%だった。
李研究員によると、経済学者が不動産価格の高騰・暴落、政治地理的情況の不安定さ、経済の落ち込みなどより、生態環境を懸念していることが注目されるという。・
また李研究員によると、調査で得た地域の統計結果を踏まえると、西部地域の経済学者は経済の継続的な落ち込みへの懸念が比較的大きく、北東地域は不動産価格の高騰・暴落を懸念する経済学者の割合が最も多く、東部地域はどちらに対する懸念もそれほど深刻ではないという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年11月5日