国家発展改革委員会はこのほど、「シルクロード経済帯研究座談会」を行った。これはシルクロード経済帯の建設が加速することを意味する。シルクロード経済帯は実際には中国のユーラシアに向けた内陸部開放の新戦略を決定づける。政策決定者の視野の中のシルクロード経済帯は、空間的にユーラシアランドブリッジ、石油パイプライン、国際高速道路に分かれ、その範囲は西北5省区以外のより多くの地域にまたがる。
シルクロード経済帯の建設は、烏魯木斉(ウルムチ)、伊寧、蘭州など商業貿易物流センターおよび国境地帯の通関地を足掛かりに、中央アジア、西アジア、南アジア、中欧、東欧諸国に面した国際的な商業貿易物流センターを構築する。シルクロード建設推進のカギは、新疆の西への開放を利用した地理的優位性で、新シルクロードと第2のユーラシアランドブリッジを依拠し、ロシア、中央アジア、イランなどの国や地域を結ぶ国際的なエネルギー、資源回廊およびエネルギー・資源産業協力基地を建設し、第2のユーラシアランドブリッジにおける国際経済回廊および国際エネルギー回廊を構築することにある。