中国国家エネルギー局は26日、エネルギー分野における民間投資を推進するための研究に力を入れており、火力発電所と送電網事業の審査手順の簡素化、天然ガス探査への民間資本参入の後押しなどに関する議論を本格的に進めることを発表した。
国家エネルギー局と全国工商業連合会は座談会を開催し、電力、新エネルギー、石炭化学工業、石油・天然ガスなどといった分野の民間企業の意見と提案を聞き取った上で、『国家エネルギー局の民間投資政策を実行するための作業方案』を制定した。更には、火力発電所と送電網事業の審査手順の簡素化、天然ガス探査への民間資本参入の後押し、原油の使用・輸入を許可する製油企業の条件を定めること、民間企業による分散型電源の新エネルギーシステムとマイクロ水力発電事業などの20項目の課題を整理し、分担とスケジュールを明確化した。