◆物価抑制、短期的な金融政策の重点ではない
彭氏は、「物価上昇が安定化する中、中央銀行の最近の金融引き締め策は、潜在的な金融リスクの抑制の意図を反映している」と指摘した。
金融当局は現在、高めの銀行間市場金利を維持し、銀行業の資産規模を縮小している。彭氏は、「これは主に不動産バブル・地方政府融資プラットフォーム・シャドーバンキングという三位一体型の金融リスクを抑制するためだ。物価抑制は、短期的な金融政策の重点ではない」と分析した。
彭氏は、「シャドーバンキングなどの慎重な監督管理措置が徹底されるまで、金融政策はやや引き締めの傾向を維持するだろう。これは客観的に見て、今後のCPI上昇率を抑制するだろう」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月11日