李氏は4つの具体策を提案した。(1)構造的減税政策を継続して実体経済、特に零細企業の発展を支援する(2)財政赤字率の基本的安定を維持し、債務構造を最適化する(3)増量資金を有効に活用し、財政資金の使用効率を高める(4)地方政府債務を合理的にレベルに抑え、地方の債務リスクを有効にコントロールする――。
国家発展改革委員会総合司の担当者は、2014年は経済構造を更に最適化し、生産能力過剰問題の解決につながる体制メカニズムが整えられると指摘する。ただ中国社会科学院の李楊副院長は「生産能力過剰を解決する政策的手段は、改革を通じて、主に供給側から探す必要がある。新たな投資需要の創造によって過剰な生産能力をなくす従来のやり方は捨て、政府の干渉を減らし、企業や市場の役割を十分に発揮することで最終的には生産能力の盲目的な拡大を抑制すべきだ」と指摘する。