2014年の年間国際資本移動は引続き正常な状態へと回復する局面となると見られる。第1四半期は、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和(QE)の縮小に踏み切る可能性があるとの不確定要素を受け、国際資本移動に動揺が生じる可能性がある。16日付中国証券報が伝えた。
また、2014年上半期、中国をめぐるクロスボーダー資金移動状況の変化が激しさを増し、下半期は国際資本の移動状況は流入が中心となると見られる。国際資本の流入状況を反映する同年の中国の年間新規外貨買い入れ額は、1兆5000億元前後になる見通しだ。
「中国証券報」より 2013年12月16日