中央都市化会議は「中国ではすでに京津冀(北京市、天津市、河北省からなる地域)、長江デルタ、珠江デルタの三大都市群が形成されている。今後、中部・西部と東北部の条件が整っている地域において、市場の牽引力と国家の計画的な後押しによって、徐々にいくつかの都市群を形成することで、中部・西部と東北地域の発展の重要な成長拠点とし、中国のバランスの取れた開発を推進する必要がある」と提起した。17日付中国証券報が伝えた。
業界関係者は「中国は中部地区の経済発展に力を入れる方針を重視し始めている。京津冀地区や長江デルタは飛躍的な発展を遂げ、西部大開発により、成渝(成都、重慶)地区やシルクロード一帯の経済も活性化している。中国が更なる発展を遂げるためには中部地区のエネルギーを強化する必要がある。湖北省・湖南省・江西省・安徽省はより一層の開放を推し進め、共に『中四角』経済圏を形成することで、中国の経済発展を牽引することができる」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年12月17日