中国上場企業のST国恒、巨額の手形訴訟で敗訴も情報を公開せず

中国上場企業のST国恒、巨額の手形訴訟で敗訴も情報を公開せず。

タグ: 中国上場企業

発信時間: 2013-12-22 16:36:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

12月17日、中国証券報記者が*ST国恒の証券事業部に手形訴訟について電話取材を行ったが、同事業部の社員は二審の最終判決で同社が敗訴したことについて「聞いていない」と話した。この判決結果が同社の2013年の年間決算にマイナスの影響を及ぼすかどうかについても、同社員は「見当がつかない」とした。

 

中国証券報記者による実地調査の結果、*ST国恒が振り出した4000万元の商業手形を中国銀行海門支店に裏書譲渡した手形の受取人だった甘浙実業の法人身分も疑わしいものである。業務時間に社員が勤務している様子もなく、重大な訴訟を提起されている可能性が取りざたされている。アナリストは「二審の最終判決での敗訴による損失を受け、*ST国恒は2013年度決算で赤字に転じることや上場廃止のリスクに直面する可能性がある」と指摘する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月22日

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