(4)太陽光発電争いの和解
今年の中国・欧州間の経済外交は中米間よりも紆余曲折に富んでいた。今年4月、欧州連合(EU)が中国産の太陽光パネルに対してアンチダンピング(AD)の暫定措置を発動する可能性を受け、欧州を訪問中の李克強首相が多くの場でこれに関心を示し、EUに貿易救済措置を慎重に運用するよう働きかけた。李克強首相はさらに6月初め、仮決定発表の前夜、欧州委員会のバローゾ委員長と電話会談し、この貿易紛争を和解に導いた。これは新時代の中国の経済外交の代表例となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月24日