さらに、中国自動車工業協会が発表しているデータによると、同年11月、日系自動車の販売台数は前年同期比36.05%減の17万200台と、落ち込んだままだった。
13年に入り、日系自動車メーカーの中国での販売台数は少しずつ回復し、最近発表された、各メーカーの9月の販売台数を見ると、業績を大幅に伸ばしていた。うち、トヨタの販売台数(新車)は前年同期比63.5%増の7万2100台で、ホンダに至っては同118.1%増の7万3990台だった。また、日産が同83.4%増の11万7100台、マツダが同34.4%増の1万7821台だった。
しかし、このような回復もまだ力不足と言わざるを得ない。13年1-9月のデータによると、日産の販売台数が前年同期比わずか0.2%増、ホンダが同5.8%増にそれぞれとどまり、トヨタとマツダに至ってはそれぞれ、同0.5%減と15.8%減となっているからだ。