◆消費に意欲的な韓国人
世界全体の経済状況から影響を受け、韓国経済の成長率は2013年に低下した。韓国人の消費心理は慎重になり、内需市場にある程度の影響を及ぼした。しかし下半期には韓国経済が安定的に回復し、冬の販促シーズンとクリスマスの到来により、韓国人の消費意欲に再び火がつけられた。
今回の冬の販促シーズンにおいて、韓国の代表的な百貨店の売上が、高い増加率を示した。そのうちロッテ百貨店は10.7%で首位になり、現代百貨店は7.2%に、新世界百貨店も5%に達した。ロッテ百貨店が実施した冬のファッション特別商品展を例とすると、期間はわずか1日のみだったが、顧客数は9000人以上に、売上は13億ウォンに達し、予想以上の盛況となった。
韓国では2013年に、家庭でクリスマスパーティーを開く人が急増した。クリスマス文化が韓国で急速に広がり、クリスマスツリーや装飾品、食器や台所用品がクリスマスシーズンに人気となった。韓国ネット通販サイト「Auction」はクリスマスシーズンに備え、「真実のクリスマス」という大型セールを実施した。商品は700種を超え、最大で7割引きとなった。統計データによると、同サイトのクリスマスツリーと電飾の販売量は前年同期比4倍以上になり、特に60センチ以下のクリスマスツリーの販売量が18倍に達した。