人民元レートが上昇、年内に1ドル=6元を割るか

人民元レートが上昇、年内に1ドル=6元を割るか。

タグ: 人民元レート

発信時間: 2014-01-13 16:40:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

人民元の対米ドル中間レートは2013年12月末に1ドル=6.0969元に達した。2005年7月21日の為替レート形成メカニズム改革の前、同レートは1ドル=8.2765元であったため、昨年末までに35.7%上昇したことになる。外国に留学したりショッピングに出かける人にとっては、人民元の価値が上がったことになる。しかしより多くの海外に出たことのない中国人は、この「得した」感覚を得ておらず、むしろ人民元の価値が下がり続けていると感じている。8年間に渡り、中国国内の各商品の価格が数倍に跳ね上がったのだ。統計データによると、人民元が高騰したこの期間中、国内のCPI(消費者物価指数)は年間平均3.1%上昇した。人民元は対外的に価値が上昇し、国内的には価値が下がるという現象を示している。これには次の二つの原因がる。京華時報が伝えた。

(1)中国は管理された変動相場制を採用しており、国際資本の流動を強く管理している。これを背景とし、国内には流動性の過剰による物価上昇ムードが生じ、国内的には人民元の価値が下がっている。

(2)中国経済の成長率は依然として高く、国際貿易は黒字が続いている。供給に限りがあり、需要が拡大する中、対外的には人民元の価値が上昇している。

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