中国政府の10日の発表によると、中国の2013年の輸出入総額は前年比7.6%増の4.16兆ドル(約437兆円)に達した。米国は2月に昨年の貿易総額を発表することになっているが、13年1-11月期の輸出入総額は3.75兆ドルで、特別なことがなければ、中国が世界最大の貿易大国となることがほぼ確定となった。英「フィナンシャル・タイムズ」紙が13日伝えた。
同報道では、中国は世界最大の石油輸入国となったばかりで、今回世界最大の貿易大国となったことは、中国が世界の経済大国に肩を並べるまでに発展したという新たな象徴であると伝えた。また、各国の総合国力に大きな変化が生じており、世界最大の経済大国であるアメリカの国力はやや低下しているとも伝えた。
中国の輸出入総額が4兆ドルの大台を突破したのは初めて。中国はこれまで2004年に1兆ドル超、2007年に2兆ドル超、2011年に3兆ドル超を達成しており、2013年はさらに記録を塗り替える年となった。