第11回中米投資協定交渉の開始前、中韓FTA第9回交渉が1月6日から10日にかけて西安市で開かれた。同交渉の中で、中韓両国はサービス貿易、投資、税関手続き、貿易利便化などの10余りの分野を巡り協議の書面に関する交渉を進め、上海自由貿易区の改革と多くの類似点があった。
高部長は、2014年に中韓自由貿易区の交渉をまとめるよう努力すると述べた。上海貿易区内で試行されている一部の改革措置は、中韓両国の相互開放で先に応用される可能性がある。消息筋は記者に対して、「現在の交渉ペースによると、早ければ今年上半期、遅ければ下半期に中韓FTA交渉が終了する。中韓FTAには、ネガティブリスト、サービス業開放の拡大などに関する条項が盛り込まれているため、交渉の完了には一定の象徴的な意義がある」と指摘した。
待たれる国内政策の開放
中国商務部サービス貿易・商業貿易サービス司の周柳軍司は、「中米投資協定交渉が決定する、ネガティブリストによる外資管理方法を基礎とし、将来的に秩序正しくサービス業の対外開放を拡大し、開放により改革を促す。金融・水運・教育・医療・文化などの開放を推進し、サービス業の外資利用範囲を拡大し、サービス業の外資利用の品質と水準を高める」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月21日