香港上海銀行(HSBC)は23日に発表したレポートで、需要不足の影響を受け、1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が49.6となり、6カ月ぶり低水準を記録したことを明らかにした。中国製造業PMI速報値が景況感の分岐点である50を下回ったのは2013年8月以降初めて。
サブ指数の速報値を見ると、1月の製造業生産指数は51.3で3カ月ぶり低水準、新規受注指数は49.8で6カ月ぶり低水準となり、新規輸出受注指数は49で前月から低下し続けた。完成品在庫指数は51.3に小幅上昇したが、出荷価格指数は45.5まで低下し、投入価格指数は46.2と2013年7月以来の低水準を記録した。
「中国証券報」より 2014年1月24日