日本政府が27日に発表したデータによると、日本は2013年に貿易赤字の記録を再更新した。これを受け、安倍晋三首相の輸出拡大、海外への生産シフトの流れを逆転させる措置が、今まで以上に疑問視されている。
財務省が27日に発表した貿易統計(速報)によると、日本の2013年12月の貿易赤字は1兆3020億円に達し、前年同月の2倍になった。2013年の貿易赤字は11兆4745億円に達し、前年比65.3%増で、1979年以来で最大の赤字を記録した。これまでの記録は、2012年の6兆9410億円だった。日本は3年連続で貿易赤字に陥っている。
共同通信社は、「2013年に貿易赤字が記録を更新したのは、化石燃料の輸入額の高騰によるもので、大幅な円安は輸出を拡大しなかった。貿易赤字が2年連続で拡大されていることから、貿易立国の基盤に揺れが生じている」と分析した。