◆日本メーカー、慎重な前進を計画
日本メーカーは昨年、マーケティング拡大により販売回復を実現したが、最終的な目標達成率は高くなかった。これにより各社は、今年の目標設定により慎重になっている。
東風日産と一汽トヨタの昨年の販売目標は90万台・58万台であったが、最終的な販売台数は92万6200台・56万台で、目標達成率は102.89%・95.64%となった。そのうち特に注意すべきは、一汽トヨタだ。多くの新型車を発売しながらも、前年同期比12%の成長を実現し、記録を更新した。
広汽ホンダと東風ホンダを比べると、前者の目標達成率の方が高めとなった。広汽ホンダと東風ホンダの目標達成率はいずれも105%以上となり、43万5500台・32万1400台の販売業績を実現した。広汽ホンダは昨年30万3100台を販売し、目標達成率が110.2%に達した。
長安マツダは昨年6万7200台を販売し、10万台の年間販売目標の達成率は67.2%のみとなった。日本メーカーのうち成長と生産・販売目標を達成できなかったのは、長安マツダ1社のみとなった。
市場関係者は、「日本メーカーは2013年に回復を始め、今年の目標設定はいずれも慎重になった。各社はマーケティング戦略を調整しており、製品導入およびマーケティング方法などの変革をこれまでにないほど加速している。今年の販売台数の増加率はさらに上昇するだろう」と判断した。