テンセントは新規登録されたキャッシュカードの件数を公表していないものの、アナリストは「微信を通じたモバイル決済サービスから、オンライン証券会社や保険・ファンド商品の販売、P2P(Peer―to―Peer、ネットワーク上で対等な関係にある端末間を相互に直接接続し、データを送受信する通信方式)を利用した貸付などといった騰訊の壮大な金融戦略が見え隠れしている。2014年は中国の電子商取引の二大勢力であるテンセントとアリババによるインターネット金融分野におけるトップ争いが繰り広げられるだろう」との見方を示している。
「中国証券報」より 2014年2月10日