中国国務院の李克強総理が、5日午前の第12期全国人民代表大会(全人代)第2回会議で行った政府活動報告の中で、中国の2014年の国内総生産(GDP)成長率目標を2013年と同じく7.5%前後に設定したことを提起した。6日付中国証券報が伝えた。
また、消費者物価指数(CPI)上昇率目標は3.5%前後、広義マネーサプライ(M2)伸び率目標は13%前後に設定された。業界関係者は、「このGDP成長率目標の実現には一定の困難を克服する必要がある」と述べると同時に、「今回の政府活動報告は改革をもって安定成長的な経済成長を維持することに重点を置いている」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年3月6日