第12期中国人民代表大会第2回会議は3月7日午前9時、メディアセンター多機能ホールで「国内外貿易の発展と対外開放」について記者会見を開き、商務部の高虎城部長が内外記者の質問に答えた。
中国国際放送・国際在線の記者:中国の貿易状況についてお尋ねしたい。先ほど、2013年中国は世界の貨物貿易の最大国になったとおっしゃったが、中国はまだ最強国ではないという声もある。それについての考えを聞かせていただきたい。また、私たちが取材したいくつかの企業も、今年2月の貿易状況は楽観的でないと漏らしている。2014年の貿易情勢をどのように判断するか。
高虎城氏:中国は世界の貨物貿易の最大国であり、中国の改革開放政策実施以降の対外開放の発展プロセスにおける重大な出来事、代表する歴史的出来事と言うべきである。皆さんご存知の通り、中国はここ数年、貿易大国になっているが、世界最大の貿易大国としてはまだ一つのシンボルである。これは数世代の人たちが努力した結果であり、中国の特色ある社会主義の歩みと対外開放の基本的国策の堅持の表れでもあるためである。私たちが現在把握している資料によると、2013年の輸出入総額は4兆1600億ドルで世界貿易の約12%を占め、中国は120カ国以上の最大の貿易相手国になった。そのほか、皆さんお気づきだろうが、中国の昨年の輸出入総額4兆1600億ドルのうち約2兆ドルは輸入であり、世界の経済成長に大きく貢献した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月7日