中日貿易、2014年も低迷か

中日貿易、2014年も低迷か。

タグ: 中日貿易

発信時間: 2014-03-18 17:39:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆政治・経済要素が輸出を制限

企業からの報告によると、日本国内製品の市場価格を引き上げるのは困難なため、日本側の買い手は輸入にかかるコストの削減を迫られている。これに大幅な円安と国内生産コストの高騰が加わり、中国企業の輸出製品は価格が引き上げられず、利益が狭められている。

中国社会科学院日本研究所所長助理、首席研究院の張季風氏は、「中国企業は対日貿易に苦しんでいるが、中国全体の対日輸出額が大幅に減少しているわけではない。中国海関(税関)の統計結果によると、中国の2013年の対日輸出額の減少率は0.9%のみで、財務省の統計データ(円建て)によれば貿易額は増加を続けている」と指摘した。

確かにその通りだ。財務省のウェブサイトによると、日本の2012年の対中輸出額は11兆5000億円、中国からの輸入額は15兆400億円となっていた。2013年になると、輸出額は12兆6000億円、輸入額は17兆6500億円に拡大していた。ところがドル建てで計算した場合、中日貿易額は減少したことになる。張氏は、「中日経済・貿易の発展に影響を及ぼす最も主要な要素は、依然として両国の政治関係だ。他にも世界経済の力強い回復、中国・欧米市場の急速な回復の実現にもかかっている」と語った。

     1   2   3   4    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。