次に、自主的な上場廃止の選択肢を増やす。自主的な上場廃止の手段を豊富にし、制度面の障害を取り除き、自主的な上場廃止の需要を持つ企業に多元的な空間と多様な手段を提供する。同時に総合的な措置を活用し、業績の悪化している企業のコスト負担と市場からの圧力を拡大し、自主的な上場廃止を促す。
それから、内外の多方面から上場廃止の環境を改善する。上場廃止企業の株取引、資産再編、再上場などの制度を改善し、上場企業に対する市場参入時からの監督管理と問責、役員の職務怠慢に対する責任追及を強化する。上場廃止保険制度を模索し、補償・賠償・和解などの制度を制定し、上場廃止の過程における投資家の権益保護事項を、資本市場投資家保護制度に効果的に組み入れる。
「中国証券報」より 2014年4月6日