中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は8日、人民銀行嘉興市中心支店を視察した際に、金融政策を正確に理解・実施するよう要求した。9日付中国証券報が伝えた。
周総裁はその際、金融政策を正確に理解・実施し、物価の安定と経済発展の促進、雇用拡大の間の関係を上手く処理することや、国民と企業の融資に関する需要に応じ、金融市場の発展に力を入れ、多元化融資ルートを開拓することが必要であると強調。そして、「金融安定を維持し、系統性・地域性の金融リスクを未然に防ぐ必要がある」と指摘した。
「中国証券報」より 2014年4月9日