将来的に100万トン級プロジェクトの建設が進められる。同プロジェクトは淡水化後の海水を、直接北京に供給する。同プロジェクトは淡水化と送水の二つの部分に分かれている。1期プロジェクトは毎日100万トンの水を作り、総工費70億元に達する。送水管は曹妃甸から北京までの270キロに渡り、総工費100億元に達する。淡水化後の海水は北京の浄水場に直接入り、1トン当たり8元のコストがかかると見られる。
渤海湾地区の天津、滄州市渤海新区には、日産1万トン級の海水淡水化施設がある。北控水務集団は100万トン級プロジェクトの推進を加速しており、早ければ2019年に稼働開始する予定だ。日産100万トンの規模に基づき計算すると、北京市民の3分の1の水を供給できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月14日