北京国際モーターショーが4月21日に開幕し、初日の一般開放日を迎えた。約2000社が1134台の完成車を出展し、自動車産業の技術開発の最新の成果と進展を展示した。118台の世界初公開車種は、自動車技術および現代応用技術の大きな潜在力と想像力を示し、23万㎡の展示館を世界自動車産業の「競技場」に変えた。
グローバル企業は引き続き、世界自動車産業の技術発展の新たな流れをリードした。フォルクスワーゲン(VW)は「XL1」、ゴルフのHV版「GTE」、電気自動車「e-up!」といった、未来の電気化交通ソリューションプランを代表する新エネ車を出展した。そのうちXL1は世界一の超低燃費を誇る量産車だ。その100キロ当たりの燃費は0.9Lのみで、EVモードでの航続距離は50キロに達する。
ゼネラル・モーターズ(GM)のキャデラックは今回、クラス最軽量の新型CTSを出展した。重量はわずか1689キロで、全体性能と燃費性能を大幅に引き上げた。
シトロエンのブースでは、コンセプトカーの「カクタス」が記者の目を引きつけた。カクタスのみが持つ衝撃吸収技術「Airbumps」は、デザインをスポーティーにしながら、こすり傷や軽い衝突による損傷を軽減でし、高い耐蝕性を持つ。