国務院の李克強総理は28日に重慶で自ら主宰した座談会で、黄金の水路に沿って長江経済帯を建設し、中国経済の持続可能な発展のための重要な支えとする考えを述べた。内容は次の通り。
長江は東部沿海と広大な内陸に続いており、黄金の水路に沿った新たな経済帯には独特の優位性と大きな可能性がある。党中央と国務院による長江経済帯に関わる重要方針の具体化は、有効な内需拡大、経済の安定成長促進、地域構造の調整、中国経済の高度化に重要な意義がある。
長江デルタ地域は中国の経済成長の重要な一極で、中西部は経済発展の最大の余地がある。長江経済帯の建設は、沿海部と中西部の良好な相互作用を促進し、改革開放と重大プロジェクトを通じて長江デルタ、長江中流域の都市群、成都・重慶経済区の産業とインフラを結びつけ、市場を統一化し、産業の秩序ある移転とリンク、最適化と高度化、新型都市の集中的発展を促し、5分の1以上の国土、約6億人を直接動かす強大な成長の新たな原動力を形成する。