中国二大石油大手の中国石油(ペトロチャイナ)と中国石油化工(シノペック)の第1四半期の純利益がともに減少したことが先般、2社の第1四半期決算報告より明らかになった。29日付中国証券報が伝えた。
第1四半期、中国石油化工の営業収入が6410億6500万元で、前年同じ時期と比べて7.8%減少した。株主に帰属する純利益が134億7700万元で、同14.9%減となった。一方で、中国石油の第1四半期の営業収入が5289億4700万元で同2.1%減。純利益が342億4800万元で同4.9%減だった。
石油探査部門の利益が低下したことが二大石油大手の第1四半期純利益減少の主な要因であるという。
「中国証券報」より 2014年4月29日