広東社会科学院地域企業競争力研究センターの丁力主任によると、広東省内の前海、佛山等の地域では地域版「ネガティブリスト」を検討中だという。自由貿易区の角度から、単独で香港とマカオ対象のネガティブリストを単独で設けることは3都市の投資協力を促す役割を果たす。
ただ、丁氏は「政治理念、行動規範などで広東省と香港・マカオの政府とは大きな違いが存在する。たとえて言うなら広東省政府は会社型政府、香港・マカオ政府はサービス型政府に近い。3都市をどううまく融合するかが難題となる」との懸念も示す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月30日