小米はこのまま波に乗り、年内に1億台を販売する計画だ。調査会社のIDC関係者は、小米は目標達成のためにインドやアフリカといった新興国市場にターゲットを絞って販売するという。また、これらの市場は良質かつ安価な携帯への需要が大きいため、国内と同様引き続き薄利多売ビジネス戦略を堅持していくと予測している。
そうなると、サムスンやアップルといった中国国内で高利益を貪る大手ライバルメーカーにとっては大きなプレッシャーとなる。小米が現段階で欧米市場への進軍を計画していないことだけは唯一安心できる点かもしれない。しかし同誌は、一旦新興市場の扉を開き、一定の経済規模に達せば、小米が先進国市場に目を向けていくことは間違いないだろうと伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月5日