経済の安定成長の促進策として、京津冀(北京市、天津市、河北省)一体化発展およびシルクロード経済ベルトをめぐる計画に新しい進展が見られている。シルクロード経済ベルト関連銘柄は、京津冀一体化発展関連銘柄に続き再びA株市場で地域株ブームを引き起こしている。5日付中国証券報が伝えた。
メディアの報道によると、河北省曹妃甸は積極的に北京の重化学工業の移転受入に取り組んでおり、北京と共同で工業団地を運営すること、曹妃甸石油化学工業拠点の建設を推進すること、港湾全体計画を改善し、港湾の機能を拡張し、唐山港を北京にとって最大の輸出港にすること、北京・天津と共同で渤海自由貿易区の設立を国に申請することなど、一連の施策を発表した。
業界関係者は、「新たなシルクロードの呼び声が高まる中、曹妃甸はモンゴルの海に出るルートになるよう国の支援を取り付けるなど、天津港と共に新シルクロードの重要な輸出港の建設に力を入れている」と話す。
「中国証券報」より 2014年5月5日