中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は先般共同会議を開き、『国務院弁公庁の金融による経済構造調整とモデルチェンジ・グレードアップへの支援に関する指導意見』の実施状況を紹介した。3日付中国証券報が伝えた。
同会議で、人民銀幹部は「差別的な預金準備率の引上げとリファイナンス支援が今後さらに強化され、貸付資産証券化の試行範囲拡大推進においても有効な措置が講じられることになる」と述べた。
人民銀関係者によると、同行が3月にリファイナンス支援政策の実施にあたり、小企業リファイナンス支援の枠を特別に設けでおり、これまでに全国で500億元を小企業リファイナンス支援に割り当てられ、規模は今後さらに拡大するという。
「中国証券報」より 2014年6月3日