中日両国の経済・企業の発展戦略を議題とした「日中アジア経営者フォーラム」が4日、東京で開催された。両国の企業家はこの中で、政治家と経済界の人々に両国関係の改善に努力するよう呼びかけた。
日本の共同通信社の4日の報道によると、前回のフォーラム開催は2011年12月。2012年と2013年のフォーラムは、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題による中日関係の悪化で中止されていた。
フォーラムの開催を支援する日本経済同友会の長谷川閑史代表幹事は、日本の茂木敏充経済産業相と中国の高虎城商務部長が5月に会談したことについて「経済では協力しようという機運が生まれつつある」と指摘し、日中は「戦略的互恵関係という原点に返るべきだ」と述べた。