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蘭新線第二複線(新疆区間)が3日より、高速列車を使った全面的な調整を開始した。これは新疆ウイグル自治区にとって1本目の、全長1776キロの高速鉄道の開通がカウントダウンに入ったことを意味する。新疆初の高速鉄道の開通後、ウルムチ―蘭州の移動時間が16時間から約9時間に短縮され、北京への移動時間も約半分に短縮される。現地の旅行局の関係者は、高速鉄道の開通は、新疆が辺境ではなくなることを意味すると語った。
全面的な調整を開始
3日午前9時30分、新疆初の高速鉄道点検の任務を担う総合試験車が、ウルムチの西の郊外に位置するウルムチ動車運用所をゆっくりと発車し、蘭新線第二複線(新疆区間)の調整作業に加わった。
試験車は今回、ウルムチ南駅―鄯善北駅の300キロの区間を検査する。ウルムチ動車運用所の尹鵬飛所長は、「列車は異なる運行速度で、全線の各システムを総合的に点検する」と説明した。