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試験車、時速275キロに
10時頃にウルムチ南駅を低速で出ると、試験車はスピードを上げ、最終的に時速275キロに達した。列車は最後まで安定的に運行した。
蘭新線第二複線(新疆区間)の設計上の時速は250キロに達し、新疆で時速120−140キロで運行中の特急列車の2倍になる。全線開通し、国内のその他の鉄道網と連結すると、ウルムチ―蘭州の移動時間が16時間から約9時間に短縮され、北京への移動時間も約半分に短縮される。
新線の開通後、旧線は貨物専用線になる。第二複線は高速乗客輸送に特化する。これは乗客・貨物輸送能力が、それぞれ約2倍になることを意味する。
新疆ウイグル自治区旅行局国内旅行促進所の李文慶所長は、「高速鉄道により、新疆が辺境ではなくなる。高速鉄道は鉱産物、綿花、果物などの物資の輸送のボトルネックを解消する。乗客の新疆への移動にかかる費用と時間も大幅に削減される」と分析した。