関連部門は今年上半期から、シャドーバンキングに対するさらに細かい監督管理を始めている。銀行業監督管理委員会は、「2014年全国銀行業監督管理活動会議」で、財テク・信託・小額融資・融資性担保の4種の業務のリスクを低める方針が示された。銀行業監督管理委員会や発展改革委員会など8部委は共同で文書を発表し、非融資性担保会社に対する整理・規範化の開始を宣言した。保険監督管理委員会は関連企業を招集し、資産管理ルート業務の実態調査に乗り出した。
中央財経大学中国銀行業研究センターの郭田勇センター長によると、銀行業務及び非銀行業務に対する規範化は、実体経済を規範化する効果をもたらす。郭センター長は、分業経営という背景の下、一元管理を一層明確化し、両刃の剣であるシャドーバンキングをうまく活用するべきだと呼びかけている。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年7月21日