東北地域初の金融資産取引センターとなる遼寧黄金取引所がこのほど正式に発足した。発足当日には7千点を超える金融資産商品(合計約523億元、1元は約16円)がオンラインで売り出され、商品のカバーする地域は遼寧省、吉林省、黒竜江省、上海市、深セン市など全国の複数の省・自治区・直轄市に及んだ。遼寧省金融資産取引センターが21日に明らかにした。
同センターの于武総経理(社長)の説明によると、同センターは遼寧省人民政府が認可し、遼寧株式取引センターが独自資本で設立した金融資産の取引プラットフォームで、資本金は1千万元に上る。同センターの設立により、各種の金融資産、金融証券化商品に登記、委託管理、入札譲渡、情報公開、決済処理などのサービスが提供されることになる。現在行っている業務は3つあり、1つ目は不良資産の譲渡取引、2つ目は少額貸出の収益権によって小口貸出業務を取り扱う企業の資金調達需要の問題を解決するよう支援すること、3つ目は財テク商品の二次譲渡だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月22日