中国には直接融資拡大と構造的なレバレッジ低下が必要

中国には直接融資拡大と構造的なレバレッジ低下が必要。

タグ: 中国融資

発信時間: 2014-07-27 10:08:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

過去10年、中国の国民金融資産は急激に増加し、2014年の個人の預金残高は46兆9900億元に達した。また個人の投資可能資産(住居用建物を除く)は13年に92兆元規模に達したと見られている。

中国における個人の資産構成は、不動産が60%超で、金融資産は30%以下。先進国と比較すると大きな差があり、金融資産、とりわけ株式の比率が高まる余地はかなりある。

個人資産の中で不動産と銀行預金の割合を減らし、株式の割合を引き上げて、実体経済の成長を支援することは、一方で、企業の自己資金不足を補い、他方で、個人が企業からのリターンを得ることになる。

株式市場に個人の資産を呼び込むために、以下の株式・資本市場の振興策を提言する。

第1、上場銘柄の業種について、最終消費・サービス、情報技術の比率を増やし、産業のレベルアップを図る。

第2、ベンチャーキャピタルやプライベートエクイティ、多層的資本市場を発展させるとともに、上場及び上場廃止制度を  改善し、上場企業の質を高める。

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