中国三大通信キャリアの1つである中国移動(チャイナモバイル)が14日に発表した2014年度上半期決算によると、同社の上半期の売上高が前年同期比7.1%増の3247億元、株式に帰属する利益が同8.5%減の577億元となった。15日付中国証券報が伝えた。
業績が望ましいものではないものの、同日の中国移動の株価は2009年以来の高水準を記録した。中国移動は、4Gネットワークの商用化と急速な発展が同社に大きなチャンスをもたらしているとしつつ、市場における競争も激化していることを踏まえ、同社が経営戦略転換の加速化を図ると同時に、4G業務の発展加速に全力を挙げるとの方針を提起している。
「中国証券報」より 2014年8月15日