英紙「フィナンシャル・タイムズ」の中国語ウェブサイトに18日、「中国の『新たな常態』 GDPという迷いからの脱却」と題した文章が発表された。主な内容は次の通り。
西側諸国では現在、中国のGDPが世界一となるだろうという予測がしきりにささやかれている。だがこのような褒め言葉は、私たちの隣国の日本にも浴びせかけられていたものだろう。日本は「失われた10年」を経験し、世界第2の地位から脱落することとなった。中国が世界一になるという見方については、「西側」の国際通貨基金(IMF)が、購買力平価換算GDPで中国が早くて今年にも米国を追い越すという楽観的な見通しを示している。